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まもログ.cloudはどうやって生まれた?警備会社の休み申請・伝票をスマホにした開発の裏側
この度リリースした、警備会社向けクラウドサービス「まもログ.cloud」。
FAXや電話で届く休み連絡や、複写式の伝票をスマホで扱えるようにしたサービスです。
開発に関わったエンジニアさんに、誕生のきっかけや現場の声で変えた仕様を聞いてみました!
INDEX
誕生のきっかけは「休み申請をもっと楽にしたい」という相談
Q. そもそもどうしてまもログ.cloudという製品が生まれることになったのか、
きっかけを教えてください。
A. きっかけは、警備会社さんからの「休みの申請や確認をもっと楽にしたい」というご相談でした
元々は複数の連絡手段で休み申請が届いていたため、それを一元化したいというお話でした。
警備会社さんが「もっと便利にしたいこと」を伺っていくうちに、「複写式の伝票もシステム化
したい」というご要望も出てきて、2つを同時に考えることになりました。
こうして出来上がったのが、今のまもログです!
高齢の警備員さんでも読みやすく使いやすい画面に
Q. 開発前に、実際の警備業務についてどんなことを調べたり、ヒアリングしましたか?
A. 事前にいただいた資料とヒアリングを通して、休みの申請方法や入力内容、伝票に
一般的に何を入力しているのかなど、現状を確認しました。
また、ご高齢の方が多いと伺っていたので、できる限り文字を大きく、読みやすく、
使いやすくすることも意識しました。
現場の声を聞いて変えた休み申請と伝票の仕様
Q. 現場の声を聞いて、最初の想定から変えた機能や仕様はありましたか?
A. 休み申請では、当初は申請を却下する機能を設けていましたが、現場では基本的に却下は
行わないというご意見をいただき、この機能はなくしました。
また、当初は日付単位で休みの申請を確認できるようにしていましたが、現場では基本的に週単位で
確認するとのことでした。そこで、現場の使い方に合わせて週単位・月単位の画面を追加しました。
伝票では、実際に使っている伝票を見せていただきながらご意見を伺った際に、「工事付託番号」
という項目が使われていることを初めて知り、伝票の入力項目に追加しました。
現場での実際の使い方や声を聞いたうえで修正することが、お客様にとって一番使いやすい形に
つながると痛感しました。
電波が届かない現場でも伝票が作れる仕組み
Q. まもログ.cloudは、どんな仕組みで作られていますか?
A.伝票と休み申請で、それぞれの役割に合った仕組みを使っています。
伝票は、アプリをインストールしなくても、スマホのブラウザからアプリのように使える作りに
しています。電波がつながりにくい場所でも伝票の作成や承認ができ、電波が戻ったら自動で
システムに送信されます(技術的にはNext.jsとPWAという仕組みを使っています)。
休み申請は、ログインや「誰がどこまで操作できるか」の管理がしっかりした仕組みで
作っています。そのため、セキュリティを高く保ちながら運用できます
(Laravelという仕組みを使っています)。
Q. 仕組みを選ぶとき、とくに重視したことはなんですか?
A. 警備員さんと管理者の方、どちらにとっても使いやすいことを一番に考えて選びました。
特に伝票は、電波がなくても使えて、いつでもスマホから操作できることが必要でした。
そのため、画面の操作性や見やすさを作り込みやすく、電波がない場所での利用にも対応しやすい
仕組みを選びました。
AIで開発し、操作感は人が確かめる
Q. 開発でAIはどのように使いましたか?AIに任せた部分と、人が判断した部分を教えてください。
A. 実際の開発作業はAIに任せ、仕様の決定と動作確認は人が行いました。
AIは人が手で書くより圧倒的に速く開発を進めてくれるので、その間に私は仕様を固めたり、
実際に触って操作感を確かめたりしていました。操作感や仕様の判断はAIにはできないため、
そこを重視して進めました。
Q. AIを使ったことで開発はどう変わりましたか?逆に「ここはAIでは無理だった」というところは?
A. いちばん変わったのはスピードです。作りたい仕様を伝えると、短時間でほぼ動くものが
できあがるようになりました。
一方で難しかったのは、操作感の確認です。AIが問題なく操作できても、実際に使う人が
操作できなければ意味がありません。そのため、人が実際に触って確認することが大切だと
感じています。
苦労したオフラインでの写真添付と、ユーザー同期
Q. 見た目以上に、実はとても大変だった機能は?
A. 伝票に写真を添付する機能を、オフラインでも使えるようにしたところです。
オフライン中の写真をどう端末に保存しておくかで、とても苦労しました。
また、高齢の方にも見やすいデザインや色、文字サイズにするのも悩みどころでした。
自分では気づけない視点だったので、社内の年齢の離れた方に何度も確認してもらいながら、
修正を重ねました。
Q. エンジニアとして、いちばん注目してほしいポイントは?
A. ユーザーの一覧画面と追加機能です。
伝票システムと休み申請システムは別々のシステムですが、どちらかでユーザーを追加すると、
もう一方にも自動で反映されるようにしています。地味な機能ではありますが、少しでも便利に
使ってもらえるよう作りました。ぜひ見ていただきたいポイントです。
これからのまもログ.cloud
Q. これから、まもログをどんなサービスにしていきたいですか?
A. 警備員さんにとって、もっと使いやすく、便利で、楽になるサービスにしていきたいです。
今の伝票や休み申請は、基本的にボタンを押すだけで申請できる仕組みです。
誰でも簡単に使えることは大切にしつつ、まだ便利にできる部分もあると思っています。
ただ、私ひとりでは思いつかないことも多いので、現場の声を聞きながら、目指すシステムに
近づけていきたいです。ご意見があれば、ぜひお聞かせください。