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インターンシップを通して学んだこと

初めまして。インターンシップ生の桝添です。

私は福岡工業大学 情報工学部 情報工学科に在籍しており、IT業界について興味があったため、今回のインターンシップに参加しました。

私は、今回のインターンシップで以下の2つの目標を定めました。

・今の自分が持っているスキルが業務の中でどの程度通用するのかを知る

・大学の講義と実際の業務で求められるものの差を見付ける

参加期間は8月22日から9月16日という4週間で、私は各週で異なる業務を行ったので、順を追って説明します。

1週目

1週目は、単体テストおよび結合テストを行いました。単体・結合テストとはシステムの動きが期待する仕様通りになっているかを確認するテストのことです。テストを行う際はシステムの動きを確認するだけではなく、確認したことをエビデンスと呼ばれる記録に残します。エビデンスをとる際に、操作手順や結果画面のどこに注目すればよいかなどが一目で分かるよう力を入れました。また、テストを行う際になぜその項目をチェックする必要があるか考えながら取り組むことも意識しました。

2週目

2週目に行ったのはテスト仕様書の作成でした。テスト仕様書とはテストの際に用いる、操作手順や確認項目などがまとめられている表のことです。システムの動きや、どういう仕様にしたいのかなどを正確に把握している必要があり、分からないところは何度も社員の方々に質問しました。項目洗い出しの際に気を付けることなどを学ばせていただきました。また、仕様書は誰が見ても分かりやすいものになるよう心掛けて作成しました。

3週目

3週目はモック作成を行いました。モック作成とはシステムの動きを仮想環境上で再現するというものです。初めは操作方法や作成の際のコツなどを掴むのに時間がかかり、たくさんサポートしていただきました。慣れてくると一人でも作成できるようになり、システムの一連の動きが再現できた時は非常に達成感がありました。また、今回のモック作成はシステムの動きを把握する目的で行ったのですが、デザイン面についても本物のシステムに近づくようこだわって作成しました。

4週目

4週目は、3週目にモック作成を行った機能に関してのテスト仕様書を作成しました。最初に作成したテスト仕様書と比べ、今回は確認すべき機能の数が多くそれらが複雑に絡み合っていたため、苦戦しました。項目洗い出しや作成の際に気を付けることを一つ一つ丁寧に行い、なんとかテスト仕様書を完成させることができました。

まとめ

今回のインターンシップで業務に必要な知識や技能はもちろん、それ以外にもコミュニケーションの重要性や、物事を多面的視点で見ることの大切さなど様々なことを学ばせていただきました。また、社員の方々にサポートしていただきながらではありますが、自分でも業務をこなせたことに驚きと喜びを感じ、自信に繋がりました。大学の講義との差は、違いよりも共通点の方が多いと新たな発見もありました。

後付

インターンシップに参加するのは初めてで不安だらけでしたが、スミリオンの社員の方々が優しく熱心にサポートしてくださり、すぐに仕事に慣れることができました。特に、2週目の最終日に参加した全体会議では皆さんと議論していく中で皆さんの考え方などを知ることができ、より信頼関係を築くことができたと思います。ここで学んだことをこれからの大学生活や就職活動に活かしていきたいと思います。

改めて、4週間本当にありがとうございました。